カンボジアの人にとってゴミは、ポイ捨てや庭で焼却することがデフォルト。そのため大雨が降ると、とたんに排水溝がつまり、まちが洪水のような風景になってしまうようです。
’Mountains and mountains of plastic’: life on Cambodia’s polluted coast | World news | The Guardian(2018年4月24日)
・衛生的な取り組みは主に首都プノンペンに集中し、カンボジアのおよそ400万人がまだ安全な水にアクセスできず、ボトル入り飲料水を購入し、環境破壊的なサイクルを続けている。
情熱大陸:カンボジアのごみ山で働く子供たちに夢を…日本人青年が始めた“バナナペーパー”事業って!? – 毎日新聞
2018年2月2日
19歳の時、偶然この村を旅行で訪れた山勢は、その光景に強い衝撃を受け「子供たちがごみ山で働かなくて良いシステムを作りたい」と5年前に村人たちの雇用創成と生活水準の向上を目的とした団体を設立。現地に自生するバナナの木の繊維から紙を作る“バナナペーパー”事業と、授業料無料の日本語学校を運営し現地で奮闘を続けている。
Kumae was established in August, 2013 to provide jobs in banana paper production as well as language learning opportunities for those who work at the dumpsite in Onlung Pi village, Siem Reap, Cambodia. We aim to improve the standards of living and education of the people there. Our work is not unilateral, but is firmly founded on mutual trust.
Phnom Penh, “a city of garbage”|GLOBE(2017/09/14)
・ゴミ掃除している方はノンストップで働いているそうです。
地域の若者と考えるゴミ問題(カンボジア) | JEEF 公益社団法人日本環境教育フォーラム(2017/08/18)
・道路に捨てられたゴミは、大量のハエや蚊が発生しているだけでなく、大雨が降るとこれらのゴミは道路に流れ出て、排水溝を詰らせ町は水浸しになる。
・スバイリエン大学では、リーダー育成を目指しリサイクルについての教材を作成するとともに、リサイクルボックスも設置した。集められた資源ゴミの売り上げは、1年間で29ドルに上り、学生たちはそのお金で箒やゴミ箱を買うなどしてさらに活動を進めた。彼らは、この取り組みを広げるために、全校生徒へプレゼンテーション、市民向けラジオ放送、ポスター展示で呼びかけた。
プノンペン 屋外のレストランで足元に散らかるゴミ問題[社会]|CAMBODIA BUSINESS PARTNERS(2017年6月5日)
・カンボジアはゴミに関する法律があるものの、今のところ地域の共通課題であるゴミ問題に関する法律を執行する努力はほとんど見られていない。
ポイ捨てが当たり前。カンボジア農村のゴミ処理事情 | 一般社団法人CBB(2014.12.09)
・のどかな田舎の風景にミスマッチなプラスチックゴミが大量に、道や家の庭先に捨ててあった
・周りにゴミ箱がない
・集めたゴミは全て庭で燃やす
世界のゴミ問題まとめ
ほかの国のゴミ問題はこちらにまとめています。