インドがプラスチック一掃政策 「Plastic Ban」をいち早く打ち出した理由とは?

罰金 インド
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インドはプラスチック一掃政策 「Plastic Ban」がいち早く打ち出され、世界のトップを走っているそうです。

GetNavi web ゲットナビの記事「外国人もレジ袋を使うと罰金! ごみを分別しないインドはプラスチックを本当に一掃できるのか? 」で読みました。

Twitterでシェアしたところ、ゴミ育のすゝめさんから

インドでは2019年10月2日から使い捨てプラスチック対策として、ポリ袋やプラスチック製のカップ、ストローなど6品目の製造・使用・輸入を全国的に使用禁止にします。
これからは外国人であろうとビニール袋を提げてインドを歩くわけにはいかないので、同国を訪れる際は注意が必要です。
とのことです。

とコメントをいただきました。なんだかインドは進んでいるのですね。しかしインド人はついていけるのでしょうか。

インドでごみ分別が進まない背景には、根強いインド人の不浄観が背景にあります。汚いごみは自分から一時も早く手放す、すなわちポイ捨てがインド人には身についています。日本人のように何種類にもごみを分別するという習慣は、インド人にはなじみません。いっそのこと、海洋汚染や感染症の原因になっている使い捨てプラスチックごみを一掃する方が手っ取り早いというわけです。

罰金は初回で5000ルピー(約8000円)。小さな店の1か月分の利益に相当する額です。違反を繰り返すと最大罰金4万円と禁固刑3か月が科せられます。

1ヶ月分の利益…。記事では農村では食べていけなくなり、家族ごと都会に出てきてごみ回収などで生計を立てているラディワラと呼ばれる人たちが、ごみ集積場の中にスラムを作って暮らしている人もいて、インドからプラスチック製品を一掃するということは、このような人たちの死活問題にも繋がるため、モディ政権は低住宅をどんどんつくっているのだとか。

このリンクを見ると、だいぶ地獄の光景です。

インドで注目している取り組み

インド国内の取り組みで注目しているのはこちらの企業です。

インド発、自然に還るビニール袋「EG Bags」
インド発のスタートアップ企業Envigreenが自然に還るビニール袋「EG Bags」を開発したと知り、注目してみました。

世界のゴミ問題まとめ

ほかの国のゴミ問題はこちらにまとめています。

アジアのゴミ問題まとめ

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